A列車で行こう7[鉄道車両]

列車には、それぞれの種別があり、速度や定員などの特徴を持っています。
通勤型や旅客列車は1番線で「追越待ち」し、高速通勤型は2番線を「通過」するなどで、より多くの列車を運行することができます。
複々線化(上下2本ずつの線路)してもいいのですが、かなり場所をとるので、おすすめはできません。

通勤型

通勤型(Commuter)は、都市部の輸送に用いられる車両です。
大量輸送を目指した改良や、輸送コストを下げる改良が行われた車両が多くみられます。
速度面では低速なものが多いため、近距離での輸送に向きます。発達した都市で運用しましょう。
最高乗車率は200%で、普通や各駅停車といった車両にあたります。

地下鉄

地下鉄(Subway)は、発達した都市でみられる輸送手段です。
鉄道網が発達し、地価が上昇すると、地上に新たな路線をつくるのが難しくなりました。
そこで建設された地下鉄は、地上の鉄道路線網を補完し、さらに多くの人を輸送します。
最高乗車率は200%で、大都市の地下鉄と同様です。

高速通勤型

大規模な都市になると、各駅に停車するだけでは、迅速に人々を運ぶことがおろそかになります。
高速通勤型(FastCommuter)は、特に需要の大きな駅同士を高速で運転する車両です。
通勤型よりも速度が上がり、かつ多くの乗客を運べるべく、性能が向上されました。
最高乗車率は180%で、快速や通勤快速にあたります。

旅客列車

旅客列車(Passenger)は、広域の都市と都市をつなぐ車両です。
通勤型や高速通勤型と比べて性能に目を見張るものはありませんが、車両価格が低く抑えられています。
旅客列車を運行するときには、なるべく大きな費用をかけないことが求められるからです。
さらに、地域に応じて、連結する車両数を増減することも必要でしょう。
最高乗車率は160%で、地方へ向かう普通列車、ローカル線などがこれにあたります。

急行列車

急行列車(Express)は、旅客列車よりも高速で運行することができる車両です。
大きな地方都市などでは、都市ほどではありませんが、高速輸送に対する需要があるときがあります。
そういったときに、急行列車は旅客列車を追い越し、人々を速やかに都市へと運ぶことができます。
最高乗車率は140%で、中長距離間をむすぶ急行や、都市部の特急がこれにあたります。

特急列車

特急列車(LimitedExpress)は、これら上記の列車を追い越し、速達で人々を運搬します。
その高速性は、遠距離間をむすぶことに特化し、乗せられる乗客の数も少なくなりました。
運賃は高くなりますが、遠くの都市へ移動する需要は大きく、超特急列車ができるまでは鉄道の主役ともいえます。
最高乗車率は120%で、長距離の街をむすぶ特急列車がこれにあたります。

超特急列車

超特急列車(SuperExpress)は、多くは専用の路線を持ち、他の種別とは比べものにならない速度で運転します。
新幹線プロジェクトを建設すると利用できるようになり、町の発展に寄与するでしょう。
最高乗車率は110%で、広域の主要な都市をむすぶ新幹線などがこれにあたります。

貨物列車

貨物列車(Cargo)は港や工場から資材を運びます。
貨物列車自身は収益を生み出しません。
また、あまり長い距離を運行すると安定した資材の供給ができなくなるでしょう。